マウスピース矯正を導入して2年が経過した。その間に多くの歯並びを改善してきたがやはり
マウスピースではどうしても動きが悪い
症例がいくつかあることがはっきりとしている。その点を改善している
インビザライン矯正装置はある程度の治療予測が成り立つ。通院間隔も6週間に1回でその間は患者自身で2週間に1回新しいトレーを3つ交換装着してもらう。仕上がりもうまくいくとワイヤー
矯正よりもきれいに配列される場合がある。問題は最終段階に入ってから最後の噛みあわせを合わせることが難しいように思う。ここを改善する方法としてはクリアライナーシステムと呼ばれる他の
マウスピース矯正を応用して顎間ゴムを使用するしかないだろう。
インビザライン以外には
アクアシステムの変法で少数歯の歯並びは改善するようにしていて非常によい成績をあげている。特に前歯の5ミリ以内の重なりで奥歯が安定している
症例では大変有効である。