やはり、景気の波ということには歯科業界も逆らえない。私のクリニックでも夏ごろから影響が出ている。1月から6月までの6ヶ月間は前年比よりも多く
インプラント植立が行われたが7月以降はかなり減り、たぶん今年は300本前後という結果になりそうだ。私のクリニックでは景気と逆行して自費化したことも影響があったのかもしれない。どこのクリニックでも
インプラントをされる患者数が減ったというよりは1回のオペで行われる
インプラントの本数が減っている。私のクリニックでも1回に1〜2本の植立がほとんどである。その患者さんたちはほとんどが
インプラント治療が2回目の方である。新規の希望者は減っている。
食の安全、医療の質、景気、多くの歯科医院で
インプラント治療をするようになったことなどが重なった結果だろう。
私の場合は、メンテナンス中の患者様に事前にそろそろ危ないという警笛を鳴らすようにしていずれ
インプラント治療を視野に入れてもらうようにお話している。