現在、私のホームページでは
インプラント治療、
矯正治療、
審美歯科治療について書かれていて、その他の治療についてはあまり書いていない。実際には
義歯の治療もするし、小児歯科の治療もおこなうことはできる。1日に8人程度をじっくりと治療をする体制が整い理想的な状況が毎日続いている。現在の保険制度の中ではあらゆる治療が制限を受けている。例えば
義歯に関しては保険制度ではワイヤー+レジン床
義歯のみが作れることになっている。過去に多くの方にこの
義歯を入れてはきたがこれで満足された方は皆無だろう。見た目も悪い、機能も中途半端、ワイヤーをかけている歯がすぐに抜けるなど何もいいことはない。
しかし、自由診療という選択を患者様がしていただけるのならば、100倍ぐらいに選択肢が広がりかなり満足できる
義歯を作ることができる。
義歯がいやならば
インプラント治療を選択することもできる。
義歯のバリエーションを増やしてからは審美
義歯の
スマートデンチャーを行う方が増えている。
歯並びの治療はもともと自由診療で保険が使えないのでさまざまな治療装置が開発され患者のニーズにあった治療法がどんどん開発されている。
保険制度でもっともよくないのはセラミック修復物が全く採用できない点にある。世界の潮流はセラミック中心であるのに日本は鎖国状態でいまだにパラジウム合金が日常的に歯の
虫歯のあとに詰められている。最近は金属合金を見るたびに『どうしてわざわざ金属をいれているのだろう?』『こんな詰め物をして患者が喜ぶはずがない!』という気持ちになる。保険制度は安いだけで何もいいことはないと思う。
昨日ある患者様のお口の中をのぞいたらいろいろな歯に問題が生じていた。患者さん自身の不注意で
虫歯になっている箇所は1か所のみであとの10本近い歯はすべて保険制度で治療をされた残骸で被せものの継ぎ目もずれ、
虫歯になり、
根の治療は再発、被せものをしている箇所だけが歯周病が進行している状況であった。
このような患者様を見ると歯科保健制度は患者の歯を破壊していると思う。正しい方法で正しい材質を使えばこれほどにひどくなることはないはずだ。
私が完全自費治療をすれば何人かの先生方がまねをするだろう。多くの先生方が自費治療のみのクリニックを成功させればどんどんこの流れは広がるだろう。