さて、
インプラントの認定医とはどれぐらいのレベルなのか?
認定医とはその協会の基準をクリアした者に与えられる肩書きである。日本
インプラント学会の認定医は
第1条件 学会会員に数年登録され学会費をおさめその学会に参加していること
第2条件 決められた内容の講義を数時間聴くこと
第3条件
症例発表を何ケースかおこなうこと
第4条件 歯科医師会の会員であること?
ぐらいで単なる肩書きにしかすぎない。その歯科医師の外科のレベルや知識のテストなど実技は一切ないのだ。
私も世の中の流れで取得をしようかと思ったが馬鹿らしくなってやめてしまった。
昨年からは
インプラント認定歯科衛生士、
インプラント認定
技工士などの肩書も追加されて、こちらの方が価値があるだろうと思い私のクリニック4人の歯科衛生士に取得を試みて全員合格である。条件は
インプラント植立後2年以上経過した
症例のメインテナンスを行った
症例を5
症例レポート化するだけである。4×5=20
症例を出したのだからその方がずっと価値があるだろう。
4人も
インプラント認定衛生士のいるクリニックにはひとりも
インプラント認定医がいないという全くおもしろいことになっている。
結果的にはある程度
インプラントをしているクリニックならば誰でも認定○●という肩書は取れることになる。
インプラント学会に過去に2回出席したが一部の演者を除いてはひどいものである。
私の衛生士のひとりが『こんな発表でいいですかね〜?』というから私は『日本全国いろいろな先生がいるんだよ。下を見ればきりがないからやめなさい!』
そういうことで4人の
インプラント認定衛生士が誕生しました(笑
治療方針