今年の2月でCEREC導入丸1年となる。数百
症例を毎日3〜5
症例のペースでこなして、結果的には非常に良好である。セラミック系の接着操作が結果を大きく左右することがわかる。導入時前半は研修会で習得した方法を忠実に行っていたが問題があることが判明してリヒテンシュタインの本国での研修内容を実践してからはほとんど
トラブルはない。
セラック修復物の設計に関しても相関法、データベース、ミラーテクニックにおいてインレー、アンレー、ポストインレー、ポストクラウン、クラウン臼歯、クラウン前歯、べニアなどを経験し、イボクラ社のブロックはエンプレスCAD各種マルチブロック、ステイン、
E-MAX CAD.そのステインなどすべてを経験し応用次第では素晴らしい修復物を患者様に提供できる。
強度に関してはエンプレスCADで5
症例ほど
トラブルがあったがほとんどが設計の問題、形成量の問題、セメントの問題で現在はすべて解決済みである。
E-MAXに関しては
トラブル0である。
一番肝心なのはレジン系セメントの選択とセラミックの処理、歯の表面の処理などの複雑な操作を正確にこなすことであろう。
すべての
症例に使えるわけではないので
症例の選択も重要なカギである。
治療方針