本日は午前中に私の患者様でうまく
インプラントが機能している方から
インプラント治療希望の方を紹介していただいた。この方は上下がほぼ無歯顎の状況であるのでいろいろな治療の選択肢が考えれる。歯が全くない場合は上下に4〜8本の
インプラントで回復することになる。条件が良ければ即時加重も可能である。昨日も
インプラントの相談を受けたがall on fourと呼ばれるブローネマルク
インプラントでの即時加重法は有効であるケースもあれば問題のあるケースもあるため
症例選択が難しいと思う。しかし、あまりに偏った考え方をもつことになると保存できる歯まで抜いてこの方法を勧める歯科医師がでてくる。これでは医療とは言わないと思う。医の倫理に反することになる。残せるものは残す。そして残せないものは
抜歯をおこなう。このあたりはしっかりと患者様が納得いくまで話さなければいけないだろう。昨日、相談にいらした方の話ではその歯科医師は偏った方法を勧めてきたという。自分の身になって感がることの出来ない医者は失格だ。
午後からも1件の相談があったがその方は私のホームページをよく読まれていたので最小限の説明で納得をしていただき、opの予約が入った。
午後の後半には親子揃っての
矯正治療の相談であった。その方も2件目の相談が私のクリニックだそうだ。患者様のご希望を尊重すると治療費をなるべく抑えたいということだったので4種類のワイヤー装置の説明と治療期間や
治療方針を大まかに説明し納得をしていただいた。次回は精密検査である。
矯正治療においては最も重要なのが診断である。最初の計画が正しければほとんどのケースにおいて歯を動かす期間は1年〜2年の範囲に入る。無駄なことをやっていると半年ぐらいはすぐに予定期間をオーバーしてしまう。動かす期間のほかに必ず
矯正治療では保定期間が2年ほど必要である。せっかく直した歯並びも数か月で後戻りしてしまうことを防止するためである。さまざまな
矯正装置を経験してくるとひとつの装置だけで治す
症例とコンビネーションでいろいろな装置を期間別に使い分けることも必要であることに気づく。
治療方針
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