今日の午前中は新規の
矯正相談が３件そのうち２件は私が担当し、もう１件は井本先生が担当した。私が担当した２件は不思議にも同じような
症例であった。上下の臼歯関係は�亀蕁瞥�想的な咬み合わせ）であり骨格的にも正常に近く上下の前歯の角度に問題のある
症例であった。このようなケースにおいての第１選択枝はインビザラン
マウスピース矯正となる。装置が目立たないものの中ではワイヤー型の
矯正装置ではリンガル装置（舌側）
矯正が１番である。私のクリニックでは竹元先生の考案したstbブラケットを舌側
矯正では使用している。小さくて動きも速い装置である。ワイヤーはNiTiワイヤーでは0.13ワイヤーがイニシャル（初期）ワイヤーである。この細さのワイヤーは唇側からの装置で使うことは稀である。
デーモン装置では通常CuNiTi0.14ワイヤーがイニシャルワイヤーである。唇側からのワイヤー
矯正と舌側側のワイヤー
矯正では治療の進め方や治療期間など動かし方は相当に違うので、
矯正専門医でもリンガル装置は使用したことがないドクターが多い。調整も裏からのほうが時間がかかる場合が多い。最近ではリンガル装置に変わる
インビザライン矯正があるので頻度は相当に減っている。それでも日本人は舌側
矯正をご希望される方はいまだに多い。
本日はほとんどが
矯正治療の患者と
インプラント治療中の患者様ばかりであった。私の担当する
矯正治療の患者様は欠損もあり審美性も要求される方が非常に多いので総合的で複雑なことが多く知識が要求される。私の最も得意とする治療である。
インプラント＋
矯正＋審美の複合ケースである。このようなケースは専門知識のないクリニックに通院すると偏った治療となるのでいろいろと問題がでることが多い。私の受け持つほとんどの患者様は２〜３件他の歯科の歯科医院をめぐってたどり着いた強者揃いであることは当たり前である。
星野歯科においては患者様のための治療を一番としている。歯科医師の中での頂点と患者様の中での頂点では全く違った目標になってしまう。どんなに偉い有名な歯科医師になったとしても患者様の意見を反映していない一方的な治療計画では患者はついてこない。
常に自分の口の中と患者様の口は同じであり、自分の口の中をなおすことを想像して治療計画を立てるようにしている。痛みのわかる医療を目指している。
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