今日は寒い日の雨模様。このような日にはキャンセルが多くなる。私が毎朝通うスポーツクラブコナミスポーツの早朝は老人ばかりである。１５年前に入会している私はどう見て２０歳の年の差はあるが、たぶんこのスポーツクラブでも相当な古株であることは間違いないだろう。決まった時間に決まったメンバーを目にする。老人の行動パターンと歯科医院に通院する方の行動パターには共通点がある。通常月曜日は混むことの方が多いにもかかわらず寒い日で雨が降るとスポーツクラブはガラガラにすいている。２０メータープールは貸し切りとなり３０分間大体３０往復した後にクリニックに向かう。
星野歯科においても同じでキャンセルが数名発生したので、この時間は有効に
インプラントや
矯正治療の診断をたてたり治療費の見積り等を製作した。
現在、
インプラント診断においてはCTのデータを基にさまざまな診断を行うことができるようになっている。以前は
ＣＴのデータは１〜２�亟岾屬乏椶旅�を３方向からスライスカットした画像が１枚のレントゲン写真として表示されたものを読影して診断を行っていた。すなわち、
ＣＴデータは立体像ではなかった。このために正確に
インプラントシュミレーションをすることは難しかった。私のクリニックに導入されている
ＣＴ日立スローンでは
ＣＴ画像を立体表示することができる。さらに
インプラントのシュミレーションソフトに置き換えるシムプラントPROが手元にあるのですべて自前で正確な
インプラント診断が可能である。ここから一歩前進した診断がこれからはできるようになるだろう。
インプラントの植立位置を正確に割り出してその位置に装着される被せものも作る方法が進化していくことが予想される。
矯正治療においての診断は口腔内写真、顔貌写真、歯型模型、セファロ、パノラマレントゲンを参考とし希望の
矯正装置や見えない装置もしくはワイヤー装置の選択により診断をする。口元が最終的にどのように仕上がるのかを予想することが重要でできることならば中間歯を抜かない方法を選択するようにしている。
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