今日の私の午前中の診療は1名といってもいいだろう。ヨーロッパから通院されている患者様の貸し切りオペとなった。前回の帰国の際には7本の
インプラント植立をおこなった。そのオペから今回は2度目の3本の
インプラント植立+
抜歯4本+7本の2次オペ+アバットメント装着+仮歯の修正という長時間の治療となった。精神的にも肉体的にも負担を減らすために静脈鎮静により手術をおこなう。
インプラント治療には即時加重という方法と通常の治癒期間を待機した後に被せものをつける2通りの方法がある。上顎においてs即時加重(なかなか難しい)はまだエビデンスが確立されていないので私は確実性のある従来法で2回に分けてオペをしながら最初の
インプラントが使えるまでは残りわずか4本の歯牙に8本ほどの仮歯を装着しながら生活に不自由がないような処置をおこなっていた。今回は3か月前に植立した7本の
インプラントが骨と生着し使えるようになったので残っていた4本の歯を
抜歯し
インプラント7本で14本の歯を回復する。そしてさらに2〜3ヶ月後に10本の
インプラントでしっかりとした14本の歯を
ジルコニアで作る予定である。
このようにうまく計画をすれば世界中、日本中どこからでも治療は行うことが出来る。近所でないから通院できないということにはならない。
治療方針
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