昨年の2月にCEREC・
セレック導入してすでに丸1年が経過した。
セレックは歯に詰める詰め物をPCで設計しセラミックのブロックを即時に加工する
CAD/CAM装置のことでそのセラミック修復物のことも同じように
セレックと呼んでいる。
毎日のように
セレック用の修復物が発生していることから月間では100本近い修復がされていることになる。年間ではたぶん1000本弱ということになるが
トラブルは非常に少ない。その数少ない
トラブルの内訳は部分的なチップ、咬合痛、一時的な知覚過敏の3つである。チップについては完全に外れたということは私の中では経験がない。部分的にとても薄い部分がかけたというのが初期に3例、咬合痛も3例ぐらい、知覚過敏も5例ぐらいだろうか。これらの
トラブルは材質の問題ではなく接着材の問題ということと咬み合わせの調整の問題ということで材質的な問題は決められた厚みのセラミックが入ればまず割れることはない。
接着材は当初はエステテックセメントを使用していたが最近はバリオリンクセメントに変更した。また、セラミック内面はフッ酸処理をおこなうようになってから成績が向上した。
単独の
インプラント上部構造体にはほぼすべて
E-MAXと呼ばれるセラミック最強のセラミックブロックを使用していていままでの
トラブルは無い。
正しい使用法と正しい接着方法を実践すれば高い成績となる。
治療方針
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