毎年この時期になると私の心の中ではいまの自分の仕事について正しいことをしているのだろうかこのまま続けていいのだろうかという疑問が出てくる。たぶん気候の変化がこのような状態にさせるのだと自分なりに分析している。自分の心の片隅には医療の精神に奉仕というものがある。
以前に自分の中で変わったことを考えたことがある。それはどこかの小さな島に赴任してその島の口の中から
虫歯や歯周病をなくし欠損をなくし、すべての島民の歯は自分で管理することでその島の医療費は歯の
予防だけとなる。その中で行われる歯科医療は今現在わたしが行っている医療をそのままおこなう。しかし治療費はただである。その医療費はどこから捻出されるかというと歯科の業者がすべて提供をしていいただく。私はその歯科業者の材料を使いその評価をホームページ等で大きく取り上げる。私は生活費は島の方々に提供していただく。そしてただで、最高の医療が受けられると評判になり本島からも移住者がやってくるようになる。それがその島を豊かにする。
こんな発想はたぶんの『Drコトー診療所』の影響かもしれない。究極の歯科医療は技術の向上だけでは意味がないと思うからである。本来は万人に受けていただけるものにするべきである。しかし、現実には歯科医院を安定するように経営もしなければならず新しい技術の習得や高額器具の購入費などいつまで続ければいいのか疑問に思う毎日である。
歯科の治療費については毎日のように考えている。できることならば患者様にあまり負担がないようにしたいが患者数の増加=質の低下という問題もあり、そのバランスをみながらいろいろと試行錯誤しながら適正な治療費を決めていくつもりだ。
治療方針