私は来週1週間、ドイツのケルンで 2年に1回行われる国際デンタルショー(IDS)に参加する。その間のクリニックは平常通り診療は行われています。
IDSは歯科業界で世界最大の展示会で,世界中から集まる革新的な最新技術や製品に対し、専門販売業者や医療サイドからは毎回大きな注目が寄せられている。世界中の歯科メーカー出店し新しい技術の発表があるために3年後の日本を予測することが出来る。
2年前に私が参加した時には多くのメーカーが
CAD/CAMを出展し、関心を呼んだ。その数年後に
ジルコニアの普及が国内ではじまったことを記憶している。
我々、歯科医師サイドで考えれば患者の口の歯型から石膏の模型を作りそれを歯科
技工士サイドでは複雑な工程を経てひとつの小さな歯を作る。この操作は歯科の歴史がはじまってから半世紀はおなじ方法(定かではないが)であり
CAD/CAM、レーザー、などの技術の進歩により大きく変わることが予想されている。複雑な工程は単純化され人が手を加える部分は最後の微調整の部分のみになるかもしれない。
治療方針