予防・矯正・審美・インプラントブログ-星野歯科駒沢クリニック:１３年経過のブリッジを壊してインプラントへ

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2009年 04月 03日 ( 金 ) インプラント症例

１３年経過のブリッジを壊してインプラントへ

本日は午前中に篠山先生、午後には私が担当のインプラントオペが行われた。午後は半日潰して４本のインプラントの植立を静脈鎮静法でおこなった。私のクリニックでは説明や患者の不安を取り除くためにオペに入る前には最低でも３０分以上の時間をとっている。この間に歯科衛生士による治療の説明や口腔内の消毒をおこなう。今日は抜歯即時埋入の術式であったので、右上２番から反対側の左上４番までの長いブリッジを切断して即日事前につくっておいた義歯を調整して入るか確認をおこなった。実はこの長いブリッジ治療をおこなったのは開業間もない２９才の星野であった。この頃はまだブリッジ治療も行っていた。結果的には平均８年持つブリッジは１３年間もったことになる。しかし、その年に同時に入れたインプラントはすでに１２年以上が経過しているが今だに健在である。私の提唱する『ブリッジ治療を行わない』コンセプトは日ごろの臨床経験から体得したものである。ブリッジ治療では結果的にインプラント治療よりも持ちが悪いことを数多く経験してきた。

本日の植立インプラント

右上２番　左上１番、３番
アンキロスインプラント　直径３．５㎜×１１㎜×３本

左上５番　
ストローマンインプラント直径４．１×８㎜TEタイプ

時間的には前歯５本を抜歯しながらで５０分程度である。

最も時間を要したのはブリッジを壊して義歯を調整する部分だった。

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