予防・矯正・審美・インプラントブログ-星野歯科駒沢クリニック:歯並びはマウスピースで治せる

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2009年 04月 06日 ( 月 ) マウスピース矯正

歯並びはマウスピースで治せる

昨日も歯列矯正についてお話をしたがしばらくこのブログでも矯正について取り上げて行きたいと思う。マウスピース型は見た目や取り外しができることがメリットであるがマウスピースを１日のうち食事以外は装着していなければ歯は動かなくなってしまう。その点、ワイヤー装置は常に歯の表面に力をかけることが出来るので歯を自由に早く動かすことが可能である。１本の歯を４㎜以上動かそうとした時マウスピース型では歯が傾斜しながら動くので歯の軸が曲がってしまうことがある。ワイヤー型では相当な距離を１０㎜ぐらいを矯正用のインプラントアンカーと併用すれば動かすことが出来る。このことから歯並びが相当に悪いケースにおいては小臼歯部の中間歯を間引きしてスペースを作る必要性が出てくる。小臼歯の幅は８㎜あるのでそのスペースを閉じるときはマウスピース型ではできないことになる。そこで一時的に奥歯だけにワイヤー矯正をして前歯には何も装置をつけないで先に抜歯したスペースに犬歯を送ってやり途中からマウスピース型にすれば矯正期間の大半をマウスピース型で過ごすことができるようになる。

すなわち、マウスピース型とワイヤー型を併用すればどのような矯正でもできることになる。しかし、費用と時間の問題が出てくるので結局はどちらかの装置を選択することになる。

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