私は数週間前にドイツに滞在して膨大な歯科メーカーの特に最新のものについていろいろな情報を得てきた。
矯正装置においてはスピードを優先するか審美性をとるかで装置を変える必要性があり、相反する要素を一度に取り入れた装置はなかった。しかし、時代の流れとともにワイヤー
矯正装置の構造は
デーモンブラケットのようなトンネル構造を有するブラケット装置が増えてきた。トンネル構造体を有するブラケット装置での治療期間は大幅に短くなり、私の経験では
抜歯の必要のないケースでは12か月以内治療が終わることも稀ではない。4〜6か月ほど短縮される傾向がある。それと患者にとってもメリットはワイヤーの調整の治療間隔が2か月ほどと長くすることができ12か月の間に6〜8回程度の通院で
矯正治療を終わらせることが出来る。(ブラケット装置がついている期間)
私のクリニックでは3年前から
デーモンシステム中心として8割の方がその恩恵を受けている。
ただし、
デーモン装置のブラケットにはいまだに金属部分が半分見えるということで一部の患者様からは敬遠されてしまうため、もう少し見た目の良い同じような構造のブラケット装置を使用している。画像は最新のブラケット装置であり金属部分が非常に少なくなっていて構造は
デーモンブラケットと同じである
※ブラケットとは歯の表面につける装置のこと
治療方針
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