本日は審美相談1件、
インプラント相談1件、
矯正相談1件、
インプラントオペ1件である。ここ連日は忙しさもピーク時に匹敵するようになってきた。お昼休みの業者攻めはほぼ毎日のように1〜2件と昼休みがなくなるぐらいである。診療後は会計事務所の方がいらして今期の決算報告会議、そのあと23時から翌日の
矯正診断のチェック、帰宅後に夕食を取りブログの更新である。忙しくなるとブログの更新もお風呂場で行うことになる。
矯正相談は前歯の前突傾向が強く小臼歯部の
抜歯が必要なケースであった。このようなケースでは
デーモン装置が第一選択となる。審美相談の方は私の昔からの患者様からの紹介で6月までに歯を奇麗にしてほしいということから前歯4本の修復を提案した。
インプラント相談の方は重度の歯周病でありALL ON FOUR が適用されそうなケースであった。
インプラント治療においては15年の経験からさまざまなケースに対してアプローチをしてきたので99%のケースで良好な状態に持っていくことが出来ると思う。
インプラント治療の難しさは
インプラントの植立ではなく、いかに
トラブルなく長期経過させることであると思う。ある歯科医院ではひと月に500本もの
インプラントを入れて年間に4000本もの
インプラントを入れているそうだ。それらの
インプラントを長期間管理することは並大抵ではできないと思う。私のクリニックはその1/10の数であるがそれでも大変である。毎日のように
インプラントのメインテナンスをするために各地から集まる。そして、担当の衛生士が歯周病検査、咬合検査、レントゲン検査、クリーニングをおこなう。咬合関係に異常があればすぐに私は呼ばれる。歯茎から膿が出ていても呼ばれる。
虫歯があっても呼ばれる。口の中の健康は歯並び、咬合状態、歯周病や
虫歯の状態などすべてにおいて良い状態に維持していかなければ
インプラントだけの管理をしても意味がないと思う。
このような極端に多い1年間に
インプラント4000本を生みだすようなクリニックにおいてはすべてを管理するにはスタッフが100人ぐらいで診療台が100台ぐらいないと実質的には管理はできないと思う。
インプラントの経験は手術の数だけではなく、どれだけ数多くの
インプラントを長く良い状態で維持させるかが重要である。その結果が出てくるのは5年ぐらいである。
治療方針
症例(
インプラント)
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