本日は篠山先生の定休日ということもあり私と
矯正医の井本先生の2人での治療であった。
インプラント相談の方はアメリカからの一時帰国で日本の歯科医師に治療をしてほしいということで私が選ばれた。歯周病から上顎の奥歯にぐらつきが生じ、
抜歯の可能性とその後の
インプラント治療についてのお話をさせてもらった。
午後からは栃木からいらした患者様を相手に1時間以上のコンサルテーションで口の中の問題点についてお話をした。私が昔よくおこなっていたオーラルリハビリテーションと言われる治療法を提示させてもらった。口腔内の機能を回復させるということがその目的である。久しぶりにフェイスボウトランスファーをして模型をマウントした。その咬合器上で再現された口腔内を模型上で正しい歯の形や位置や咬合平面を設定して仮歯を作りなおし、上下の歯すべてに装着する。
私が開業前に務めていた歯科医院は咬合学の大家とよばれた保母先生のクリニックである。こちらではこの治療法の研修会をその当時はよく開催していたことを思い出した。私もそのスタッフとしてかりだされたことや今は亡くなられている保母先生が懐かしい。
治療方針
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