いといろな
インプラント関係のホームページを見るとおもしろい傾向を見ることが出来る。安全性を売りにしているクリニックと低価格を売りにしているクリニックがあることがわかる。例えば、Yahooで『
インプラント』と検索をすると1番上から10番目ぐらいをよく観察すると
1番目 無料 説明会
2番目 98000円
3番目 無料 説明会
4番目 10万円
5番目 10万円
6番目 確かな技術
7番目
症例多数
8番目 専門医実績33年
9番目 低料金
10番目かみあわせが重要
googleで検索すると
1番目 10万円 4000本
2番目 無料相談
3番目 実績3000本
4番目 無料カウンセリング
5番目 無料相談・安心保証
6番目 無料相談
7番目 無料診断
8番目 経験豊富
9番目 10%off
10番目 骨がなくても
この傾向をみると
インプラント業界が廃れていることがよくわかると思う。ちなみに私のクリニックは『究極の
インプラント治療』データに基づいた治療というキャッチでこの中に含まれることがあると思う。安全性よりもむしろ治療費に重きを置いている歯科医院がほとんどであることがわかると思う。私は
インプラント治療はある程度のリスクがあり、100%の治療はあり得ないと思う。
もっとも重要なことは入れた
インプラントが長持ちして失われた機能が回復されることであり、
トラブルが起こってもフォローする体制が整っているかどうかだと思う。私はこの考えが欠如したクリニックでは患者様を不幸にすると思う。
症例を選んで行うクリニックは失敗が少ない。何でもかんでも難しい
症例にチャレンジし始めると失敗が多くなる。骨の少ない
症例で特に上顎は失敗する可能性が通常よりも高い。失敗しても
リカバリーが出来れば成功となる。私も年間に数本
インプラントが抜けるがこのようなケースには必ず一定の原因が存在する。骨がたっぷりあって抜けることはまずないだろう。骨が少ないケースは誰が行ってもそれ相当なリスクがある。
私は開業からすでに14年間
インプラントを行ってきて抜けた
インプラントを保管している。それを見ると傾向がわかるのだ。
細くて短い
インプラントが一番多く。
太くて長いものはほとんどない。
すなわち、細いもの短い
インプラントを入れたケースはもともとの骨の条件が悪すぎたということになると思う。
症例をよく見極めて何でもかんでも
インプラントというのはやめた方がいい。
患者様は自分が選んだ歯科医院のことをよく理解されている。本来はこのようなネットの広告は行わなくても患者様が自然と集まる医院でなくてはいけないと思う。それが私の目標であるがまだまだ力が及ばない。患者様から喜んでいただける信頼されるクリニックを目指す。私の目的はしっかりとした独自のコンセプトを打ち出してそれに共感していただける患者様を治療していきたいと思うからこそネットに力を入れている。
治療方針