現在の保険制度の問題点
現在、歯科保健制度では多くの問題点を抱えております。皆様方の大部分の方が経験をされている
虫歯治療や
義歯において使用されている銀色をした合金には金、銀、パラジウム、
水銀、銅、
コバルト、
ニッケル、亜鉛、など多くの有害金属が混入しています。このような合金は錆びを生じ体内に蓄積されアレルギーを発症することが最近よく言われるようになりました。これらの合金を使用している先進国は日本だけで、世界的には生体に安全なセラミックや
ジルコニア材質が多く使用されています。国内の保険制度ではセラミック材質は保険制度の対象外となっています。また歯牙欠損部の
義歯治療におきましてもさまざまな最新
義歯が歯科では発表されているにもかかわらず保険制度では20年間同じ設計の見た目も悪く、機能面も劣るワイヤー
義歯のみとなっています。さらに欠損部を完全に回復する
インプラント治療も当然のことながら保健制度では受けられません。また、歯並びの
矯正治療も同じく保険制度ではできません。本来、治療の選択肢は100通りあるとすれば保険制度内だけで治療を行うようにしようにすれば30通りしかないのと同じです。残りの70通りについて皆様に納得のいくような説明が不可欠でありその上で治療法を選択していただけたらと考えています。
当クリニックが目指している治療
当クリニックではまずは理想的な治療計画を立案します。さまざまな治療の選択肢を治療前にお話するために保険で行える検査(パノラマレントゲン、デンタル、歯周病検査、
虫歯検査)や口腔内写真などの資料取りを行います。追加で欠損部周囲の骨の3次元
CT検査(10500円)を行います。
星野歯科においては歯科分野のあらゆる治療において最もよい方法の選択と最も耐久性と審美性、安全性にすぐれた材質を皆様に提供したいと考えています。保険の材質で使えるのはパラジウム合金や銀合金などの有害金属を含む合金と耐久性のないレジン樹脂です。金属は錆びから皮膚炎などのアレルギー症状を生むことから最も理想的な材質は金属を含まない
ジルコニア修復物またはオールセラミック修復物、ハイブリッド樹脂です。当クリニックではアレルギーを生む金属の含む材質を最終的な修復物として認めないことを理想としていますので保険治療におきましても金属製の材質は一切使用しません。その中でなるべく歯を削らない
虫歯治療、アレルギーが出る可能性のある金属材質を口の中に装着しない、ブリッジ治療は行わないなどのコンセプトに基づいて治療を行っています。
治療の流れ
初回 各種検査(保険制度でできるもの)+
CT撮影(10500円)
2回目 治療計画の提示、見積もり、を提示いたします
(簡単なケースでは即日に提示させていただきます)基本的には自由診療主体ですが一部保険も使えます
3回目 同意を得られた場合のみ治療に入ります。
※はじめに理想計画を立案しますがその計画が難しい場合は妥協案を提示します。
インプラント治療→(ブリッジ治療や
義歯治療を避けるため)
(歯が抜けてしまった場合に人工歯
根をいれて回復させる治療)
歯列
矯正治療(子どもから大人までの歯並び治療)
マウスピース型
矯正治療(目立たない透明装置を使用する最新
矯正)
セラミック修復物による
審美歯科治療(差し歯のやり直しや歯の色を変えたい、
金属の詰め物や被せものを白色にしたい) →(最も理想的な材質の選択から)
ホワイトニング治療(歯の色調の改善)→(歯を削らないで歯を白くする方法)
歯周病治療(歯茎の腫れや痛み、いわゆる歯槽膿漏) →(家を建てるには基礎からしっかりとするため)
予防歯科
(
インプラント、
矯正、
審美歯科、ホワイトニング、歯周病の治療後のメインテナンス) →(治療後のフォローアップが最も重要)
根管治療
虫歯治療
顎関節治療
すべての治療においてもっとも理想的な治療法を選択しご希望により一部保険治療をおこなえるようになりました。
当クリニックで行えない治療
保険制度の枠組みでは理想治療は全くできない状況ですのでアレルギーの起こる可能性のある金銀パラジウム合金の治療をご希望された場合は他のクリニックで治療をお願いしています。また、親知らずなどの
抜歯が必要になった場合は他のクリニックもしくは提携のクリニックに資料を提供してご紹介することになります。
金属の詰め物は一切おこないません。理想材質のセラミックやハイブリッド樹脂を第1選択とさせて頂きます。経済的理由で理想材質が使えない方には妥協案を提示します。
金属を含む有害合金の
義歯はおこないません。
保険制度内の
義歯の作り直しは上記の理由からおこなえません。
保険の歯周病治療は行えません。(30分間単位5250円となります)
平成21年7月1日より適用