朝から20名ほどの先生方とセミナー会場に移動する。昨日、登場のDr.ラングがほとんどのセミナーをおこなう。
要点としては
インプラント治療を行う前には必ず歯周病治療を先行させて行うことが望ましい。口腔内の総合細菌数を減らすことは
インプラントの成功率に影響をするということ。また定期的なメインテナンスをおこなうことで最近の増加を抑制することも重要である。ごく当り前のことであるが案外できていないと思う。
毎回のリコール時においてプロービング検査(歯周ポケット検査)から歯茎の溝の深さと出血があるかを確認し、膿が出るような場合はレントゲンを撮影し周囲骨が溶けていないかを確認する。
この際にクロルヘキシジンの洗口やプラークアウトジェルの塗布さらには特殊な抗生物質の局所投与が有効であることを示した。このような内容は相当に昔から言われていることだが残念ながら国内未認可のこのような薬剤をしようするには独自に個人輸入するしかないのだ。わかっていてもなかなか使えないのが現状だ。
また、
インプラントが感染し
インプラント周囲の骨が溶けた場合は感染した
インプラント表面をうまく処理することが出来ればかなりの確率で再骨結合がおこることも言われた。特に
ストローマンインプラント(SLA)については高い成績で再生がおこなえるということだった。すなわち、
ストローマンインプラントを使用していれば
インプラント周囲に感染症が起こった場合に再度フォローupしやすいということでこのようなタイプの
インプラントを患者に提供することは意味があると思う。
治療方針
簡易サイト
症例
マウスピース矯正