予防・矯正・審美・インプラントブログ-星野歯科駒沢クリニック:トラブルインプラントのフォローup

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2009年 08月 08日 ( 土 ) インプラント症例

トラブルインプラントのフォローup

インプラント治療においてのトラブルは１００本入れれば１～２本ほどうまくいかないことがある。私のインプラントのホームページの中の１２種類のインプラントトラブルに詳しく書いている

本日、午後からインプラントオペをした方は『インプラントの初期感染』のためにインプラント周囲から膿が出ている状態で私のクリニックに相談でいらした患者様である。他のクリニックにおいての失敗をフォローするオペとなった。

部位は右下４番に植立された一部すでに骨と結合をされた直径４．０×９㎜　STタイプ　アストラテックインプラントのである。この周囲が感染を起こし膿が出ている状態であった。さらにその隣の５番にもインプラントが植立されていたようだが早期に脱落したようだった。一度、インプラントが植立されて脱落した後の骨の形状は細くなってしまうためにフォローするにはかなりのテクニックを要する。今回は感染したインプラント周囲の骨を最小限に除去するためにピエゾサージェリーを使用して注意深くインプラントを除去した後に骨の穴に埋まるようなサイズのインプラントを埋め込んだ。
神経の走行が近いことや隣の歯の根の先が近いことで最悪の状況である。なんとかインプラントの再植立をおこなうがここだけの処置で３０分以上の時間がかかった。そのあとに上顎２本の植立も行ったがこちらは簡単に終わる。

本日のオペデータ

右下４番　直径３．５㎜×８㎜　A8　　アンキロスインプラント
右下５番　直径３．５㎜×9.5㎜　A9.5 アンキロスインプラント
右上1番　直径３．５㎜×11㎜　A11　　アンキロスインプラント
右上3番　直径３．５㎜×11㎜　A11　　アンキロスインプラント

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