このブログを始めて以来のブログを書けない状況になってしまって今週は更新できなかった。いわゆる家庭内の事情である。家族に病人がでてしまうといつものあたりまえの生活が全く変わってしまうことをこの1週間は経験した。このことは日本の高齢者社会では同じようなことか起こる可能性があるということ。自分の両親であったり祖父母であったり子供や奥さんが寝たきりもしくは入院してしまうと看病、世話、炊事、洗濯など自分の仕事以外にもいろいろとやらなければいけないことがあり、PCを開く時間もなくなってしまう。
国に何をやってほしいか?何に期待するか?といったことが最近のテレビでは街頭の通行人に聞く場面をよく目にするが、私は介護と答えるだろう。以前私のクリニックで務めていた歯科衛生士が介護の仕事をしたいといって退職をしたことがあったが、結局 労働環境が悪く長続きせずまた歯科衛生士の仕事をしているといううわさを聞いたことがあった。
いまの介護の現場は低賃金、重労働である。国が支援をしてもっと高賃金体質にすれば自然と介護を行おうという若者が増えるはずだ。雇用の問題もこれで解決すると思う。スェーデンの医療介護のテレビ番組をみたことがあるが、寝たきりになっても何も不自由なことなく薬を届ける役目の人、薬を飲ませてくれる人などきめ細かく安心して一生を終えることができるシステムである。ただし、納める税金はもらった給与の半分ぐらいだったと思う。またその税金を多くの国民から集めるために高齢者でも仕事ができるような環境を整えて60歳定年制などはなく80歳でも働けるひとは普通に収入を得ているようである。
このような国づくりを民主党には期待したい。
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