ここ数週間の木曜日の過ごし方は娘を幼稚園まで送ったあとに海に向い、2時間ほど海に浸かったあとにまた幼稚園に向い娘と遊びにいくパターンである。今日は海の代わりに横浜の国際プールに向かった。横浜国際プールで泳いでしまうと他のプールで泳ぐのがいやになるほどプールが充実していることに気づく。まずは水質。水が他のプールよりきれいで濁りがない。ひとが少ないので自分のペースで泳げること。フィンやパドルなど普通のプールで使えないグッズが使えること。ジャグジーバスが充実していること。などいろいろある。数か月前に水かきのようなトレーニング用のパドルを購入したが今日は足につけるフィンを購入してみた。フィンをつけて泳ぐとタイムが相当にあがる。学生時代に泳いでいたスピードに戻ることが判明し、こんなに速く自分で泳いでいたのかとびっくりしてしまった。それでも100メートルは1分4秒かかり、世界記録をもっているひとはどういう泳ぎ方で100メートルを40秒台のスピードなのか想像もつかない。
新しい体験をするということは仕事の上でも同じである。新しいものを取り入れて無駄なものは切り捨てて行く。
インプラント治療においてもいまの
インプラントシステムに足りないところがありまだまだ研究が必要であると考えていて、形状や材質、いかにコストを抑えるかなどいろいろ考慮しなければいけない。国内で承認されているだけのものは世界で売られているすべての
インプラントのわずかに20%ぐらいにすぎないからだ。そういう意味で同じメーカーの
インプラントにだけ依存しない方がいいと思う。認可の下りているものは国内では古いとも言える。
今度、ドイツにいく研修は
インプラントの形状や材質についてを研究しているクリニックにお邪魔させてもらい独自に
インプラントを開発研究しているドクターと意見交換をするためにいくことが目的である。
研修会もいろいろなものに参加していく国内のものはおもしろくない。同じ内容でお金と時間をかけてもそれに見合ったものがないと思う。海外のものは自分からコンタクトして自分でルートを開発するしかないと思う。
スタディーグループにしてもあまりに同じメーカー同じ手法だけを行う巨大集団に過ぎず、あまり魅力を感じない。本来のスタディーグとはお互いにわからない疑問に思うことをぶつけてどうすればいいのかを話合う場だと思うがいまのものは違うように思う。それと一分野のさらに特殊な外科処置や方法に研鑽を積んでもトータルでやらないと意味がないと思う。
国内のしかも狭い分野のさらに特殊なことを考えてもほんの一部の特殊な患者様にしか使えないということ。
患者のための歯学であることがなにか抜けているように思う。
治療方針