星野歯科のスタッフのうち結婚して子供がいるのは私と篠山先生と
技工士の長又くんの3人である。この時期は子供の運動会が重なり土曜日に休みを3人がとった。しかし、あいにくの雨で篠山先生は急遽診療に参加。私の方は日曜日に変更。午前中だけお休みを頂いた。
午後からは
マウスピース矯正もしくは舌側
矯正をご希望される患者様が1名。セファロレントゲンよりすぐに
マウスピース矯正では無理な
症例と判断し、井本先生による舌側
矯正のコンサルテーションに入った。舌側
矯正の装置も進化をとげていていろいろなタイプのものが登場してきている。また費用が普通の
矯正装置の1.5倍となるように設定されている。その理由としては非常に特殊なテクニックであり複雑かつ時間を要するためである。
矯正専門医でもなるべく舌側
矯正をしないあるいは全くやらないという傾向は強い。表の装置とは全く違う歯の動きをするのでコツがいる。
私の夕方最後の患者様は開業以来の15年以上前からのお付き合いのある患者様である。歯並びがコンプレックスで来院され、その当時は
矯正治療はまだできなかったので他のクリニックに紹介し、前歯にできた欠損部に対してはブローネマルク
インプラントを植立してもらった。
インプラントに関してもまだできなかったのですべて他の先生に紹介し治療をしてもらった。しかし、その
インプラントが抜け落ちて結局、私の方で前歯にブリッジ治療をすることになった。そのブリッジが装着されたのは平成7年である。
今回の主訴はそのブリッジのうちの1本の歯に激痛があり抜髄をおこなうことになった。ブリッジの平均寿命は7−8年といわれているがその2倍もった。そのブリッジを壊さずに歯の裏からうまく穴を開けて処置をすることにした。そうすればこのブリッジはさらに使えることになる。
15年の間に歯科は大きく変わった。自分の技術も大きく変わった。
インプラント・
矯正の技術もものにしているので今なら自分ですべての治療を同時に行うことが出来る。また、
インプラントに関しても15年前の機械研磨加工のものとは比べ物にならないくらいに成功率の高い
インプラントも使用できる。かぶせものについても今なら完全にメタルフリーの
ジルコニア製のブリッジが装着できるであろう。
矯正に関しても様々な装置の中から選択ができる。良い時代になったと思う。
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