本日は台風18号が早朝より関東に接近しているため11時25分発のフランクフルトへの飛行が延期になるのではなかというハラハラした思いの中、いつもより2時間も早く自宅を出発し強風の中車を成田に向かわせた。思ったよりもスムーズに到着できたが、あとで聞いた話で私が通行した後に強風でレインボーブリッジが閉鎖されたようで間一髪セーフであった。ほぼ定刻通りに離陸しまだ運があると感じた。はじめてのANAのビジネスクラス、いつもはJALもしくはルフトハンザを使うのだがこちらの方が飛行機代が安かったので変えてみた。JALと比較するとすべての面でANAが勝っていた。特にサービス面は歯科にも通じるように思えた。機内食もありふれたメニューではなく和食を選択すると郷土料理が選べ、今回は北九州バージョンでありそれに合わせるように日本酒、焼酎までが北九州バージョンになっていた。JALにはないサービスである。それと焼酎を頼んだところ水割りの加減まで聞いてきた。最初は少し薄めで濃さはよかったか尋ねてくるのでも少し濃くして次の1杯を持ってきてくれた。有名な戦国武将(誰だったか忘れた)の話だったと思うが最初に出すお茶はのどが渇いているので少し薄めで冷やしたものを持ってきて次の1杯では少し熱く濃い目に出したことでその武将に気に入られ家来となった話があったが、心遣いは最高のもてなしである。歯科もサービス業もてなす心が大事であろう。
快適な空の旅は12時間かかり、フランクフルトからはさらに乗り換えでチューリッヒに向かう。1時間ほど飛んでついた先からさらに車の移動である。ワゴン車でスイスからイタリアへ移動。この移動は辛かった。国家警察が高速道を全面閉鎖していたために430キロの道のりを途中から下道で移動しなければいけなくなったからだ。山道の急カーブをカートレーシングしているように5時間ほど揺られるのは耐え難い恐怖と体の血が逆流し倒れる寸前であった。結局日本時間の朝の9時(現地時間夜中の2時)に到着した。明日は
ジルコニアインプラントのオペなど3つほどのオペ見学が予定されている。