これほどの不景気になると国内の歯科医院の経営状態は悪くなる。その中で最近の傾向としては低価格
インプラントが取り上げられる。その低価格化はますますヒートアップしている。
私は独り言で『いつまで続けるんだろうか?激安ジーンズと同じじゃないか!』と心の中で呟いている。
結局こんなことをしてもお互いの足をひっぱりっこして体力がつきたところで経営破たんとなるのがおちだろう。
私も質が高ければ安い方がいいとは思うが15万円以下の
インプラントを掲げている歯科医院はそのうちつぶれると予測している。
インプラントは長期間もってなんぼのもの。週刊朝日にもめちゃくちゃ書かれている。
このような傾向はここ2年ぐらいまえから徐々に始まった。
結局歯科医院を選ぶのは患者様であり我々ではないのでどうすることもできない。しかし、はっきり言いたいのは低価格化は質を確実に落とし自分たちの経営をさらに悪化させる。高品質と低価格化は反比例する。歯科は治療に時間をかけなければよい治療はできない。低価格にするとそれだけ質を落としてたくさんの患者をみる必要がある。一番大事なメンテナンスにも時間をかけられない。
インプラントが抜けてもフォローする費用が捻出できない。
どこの歯科医院でもどのドクターでも簡単に始めることに間違いがある。しっかりと教育する環境を整えることを国も考えて欲しい。
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