他のクリニックで植立された国産の
AQBインプラントやミュー
インプラント（山八）に問題が出ている。これらの
インプラントはワンピースタイプと呼ばれる
インプラントフィクチャー（本体）と
インプラントアバットメント（歯を取り付ける部分）が一体型になったもの。構造上どうしても
インプラントアバットメントが歯ぐきから貫通し周りの歯と連結をおこなったり触れないようにしても舌や頬の圧がかかりロスト（喪失）につながるケースが多いようだ。またこのタイプの
インプラントはHA（ハイドロキシアパタイト）と呼ばれる骨と同じような成分が
インプラント表面に付着されたタイプである。このタイプは一度感染するとすぐに抜けてしまう。また、そのサイズにも問題があるように思う。３�个箸い�細いものはもともと骨の条件が悪いから植立されるものであり単独で使うべきではない。
この
インプラントは今後いろいろな問題が出る可能性が非常に高いとみている。第二のサファイア
インプラントにならなければいいが・・・・
現在駒沢地区でこの
インプラントを使っているのは数件でその失敗患者が押し寄せている。本日は１名のそのような患者で４本植立されたうち３本がぐらついている状況で来院された。咬合に耐えられない
インプラントは除去して再度し植立をする予定でいる。
結局のところ、
インプラント治療は使い方を間違うといろいろと問題が出てしまい患者さまを不幸にしてしまう。適材適所に使い分けをすることが最も重要であり何でもかんでもどのようなケースでもこの
インプラントを使用すると必ず失敗する。
私のクリニックで
インプラントがロストするケースはとても珍しい。毎年ロストする本数は５本前後であることが多く成功率は９８〜１００％である。年間３００本以上植立されているそのうち今年は今のところ思い出すだけで１名の患者で治癒期間中に感染で３本、１名の患者で咬合力に耐えられず１本、１名の患者で治癒期間中にリンゴが強くあたり１本ロストという結果でそのうち１名は再植立で回復している。もう２名は現在治療中である。
すべてが上顎のケースである。
治療方針
簡易サイト
-- この記事への外部リンク:
