本日は久しぶりのドクターの面接が行われた。ドクターの選定はとても難しい。まずは第1印象と時間に遅れないで来れるか。これはどこの業界でも同じだろう。しっかりとあいさつができるか、人の目を見て話せるかなどである。たったのこれだけのことでも今の人たちは案外できてないものだ。これが最低でそこから履歴書の内容を見ながらいろいろと質問を出していく。通勤時間と家庭環境はその方の継続度と比例する。遠方であるほど早くに退職する傾向が強い。また、ひとりで生活しているほど何かのきっかけでやめる傾向が強い。また女性の場合は人間関係のもつれから退職するケースが後を絶たないので周りに溶け込める性格かどうかも重要である。何人も面接をしてきたので経験から合否を決める。ドクターはクリニックの看板であるので簡単には決められない。第一印象がよくても技術がなければ×。その反対に技術があっても話だけでも×。なかなか両方を兼ね備えていて勤務医として働く方は少ない。男性の場合、このように両方○だとほとんどが開業をしてしまう。私のクリニックのに務めた8割が3年以上働くと開業してしまっている。当然のことで自信ができれば自分のスタイルの病院を作ろうとする。私は28歳で開業したがその当時ある程度自信があったし若さが後押しをして開業した。
とにかくクリニックにいい患者さまを集めるにはドクター次第ということだ。良い先生がいれば自然と良い患者が集まる。来年からは常にドクター4人態勢としてお待たせすることなくどこから患者さまがいらしてもこなせるようにする予定である。
治療方針