近所の歯科医院が最近閉院した。閉院の理由はそのドクターがお亡くなりになったからだ。私の近所では開業以来多くの歯科医院が閉院しては、また新しい歯科医院がOPENしている。この業界の競争はコンビニや美容室の業界よりも数が多いことから熾烈な生き残り競争が行われている。閉院して一番困るのが患者さまである。患者さまは歯科医院が倒産するはずがないと思っているようだが今の時代は簡単に起こる。自分の歯を治すなら安全な経営の安定したしっかりとしたクリニックを選択してほしい。近所だからとか安いからというクリニックは今度どんどん倒産する可能性がある。
いま、私のクリニックにはそのような歯科治療難民が訪れている。私はこのクリニックのことから多くの教訓を学ぶことができた。もし自分にもしものことがあってもいいように、スタッフ全員を教育してカルテをみればどのような治療をしていてどのような治療費が発生しているかがわかるようにしていかなければいけないと思う。また、しっかりとした後継者を育てる必要性を感じだ。また自分の行った治療はどの医療機関で見ても問題がないようなものにしなければいけないと思う。また、患者さまの治療の術前や術中、術後の多くのデータを収集しいつでも提供できるようにしなければいけないと思う。
人間は死んだときに周りから評価されるものだと思う。死んで周りの人々に『星野先生は名医だったと』いわれるような仕事をしてきたい。
治療方針