今日は昨日よりは落ち着いたスタートの一日となった。
私の朝1番の患者さまは昨年11本の
インプラントを植立した方の仮歯の調整であった。synコーンシステムによる修復物を予定しているために口腔内でsynコーンアバットメントへの交換をおこなった。7本の
インプラントのかぶせ物が平行になるように調整しながら装着をおこなった。このアバットメントによりセメントもねじも使わない理想的なかぶせ物に仕上げることが可能となった。
インプラント本体(フィクチャー)とかぶせ物を装着する方法はセメントによるものとスクリューによる固定法が99%である。セメントでつけるメリットは多少のずれが生じてもそれを補正できる利点があるがセメントが歯ぐきの中に埋もれてしまう危険性もある。その反面、スクリューによるねじ止め構造体はすくに外せるメリットがあるが、咬みあわせによってはねじが緩んでしまうことも多々ある。ともに一長一短である。
synコーンの場合は摩擦力(6度と4度のテーパー角から成る円柱状の土台に合うsynコーンキャップが咬合圧で咬みこんでセメントもねじも使わずにかぶせ物を固定することができる。
この原理はタイヤを固定するナットの形状や飛行機とジェットエンジンを結合する様式と同じである。
治療方針
簡易サイト
症例
マウスピース矯正
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