インプラントの生存率と過去の実績2009年度(NEW)
■ 平成21年度
インプラント植立データ
平成7年に開業当初、年間50本ほどでスタートし数年で毎年200本の
インプラントを提供し、すでに10年以上経過した
症例は数多く、98%以上の
インプラントは健全に機能していることから
インプラント治療には自信をもっています。私の考えでは、
インプラントの本数は患者が多ければ当然多くなり質の低下につながると考え、質を維持するためにはある程度の治療費設定とし長期のフォローができる体制を維持するのが良いと考えています。
世界の一流の大学病院の管理下におかれた状況で10年間の
インプラント生存率は高い大学で98%以上となっています。当クリニックにおきましても毎年98%を下ることはありません。また、
インプラントの歴史はすでに40年を超え実際に40年間使用に耐えたものも報告されるようになってきました。当クリニックでは20年以上を持たすことを目標にしています。
■ 過去の実績 4000本以上を提供
平成7年〜15年までは毎年50~200本の
インプラントを提供してきました。平成16年以降は毎年300~400本の
インプラントをコンスタントに提供し4000本を超える実績となりました。21年度の植立されたものは305本ありました。その内訳は
ストローマン(ITI)
インプラント植立154本、
アンキロスインプラント植立137本、
ザイブインプラント9本、その他5本となりました。特殊な骨の増骨術は減る傾向にあり、べニアグラフト1回、ステージドアプローチによるサイナスリフト9回となりました。その反面、静脈鎮静法による無痛の手術回数は22回となりました。
■ 過去3年間の
トラブルについて
平成21年度の初期の
トラブルは3名の患者さまにおいて
ザイブ2本、
アンキロス2本、
ストローマン1本の計5本となり、本年度は成功率100%を達成できず98%という結果となりました。すべてにおいて条件の悪い上顎の骨の高さと厚みに問題のあったケースとなりました。その他の知覚麻痺等の問題は1ケースもありませんでした。
平成20年度の初期の
トラブルは0本でした。平成19年度はブローネマルクシステムにおいて4本の失敗がありましたが、使用を中止したこともあり平成20年度は過去13年間において初めて100%となりました。また、過去において植立したものに関しても
インプラント抜去に至ったものは0本でした。それ以外の神経麻痺、上顎洞炎に至ったものは0件でした。
ストローマンインプラントに関しても初期喪失はゼロに抑えることができました。13
症例のサイナスリフト
症例、8
症例のべニアグラフト
症例においては全て骨が回復して
インプラント植立がうまくできました。
インプラント治療の術前には必ず
CTの検査のあとに
インプラントシュミレーションソフトを活用して正確に診断をおこない、
CTを最大限利用することでリスクは最小限になり結果的には安全なオペができています。
■
インプラントの成功や失敗を情報開示すること
さて国内ではすでに40社以上の
インプラントメーカーがしのぎを削ってシェア争いをしています。平成21年度の国内の傾向は少ない本数で最大の効果を得る、いかに早く、痛みや腫れの少ない
インプラント手術を提供するかが課題でした。また非常に低価格の国産の
インプラントのシェアが相当に伸びた年であったように思います。はたしてこの傾向がこれから先も続くのかといえば、YESと答えるしかないでしょう。
しかし、あまりにたくさんの
インプラントが簡単に提供される時代となり、ずさんな
インプラント治療の計画や低レベルの技術での患者さまへの提供から多くの
トラブルも発生してきています。患者さまへのお願いとしてじっくりと歯科医院を何軒か回って自分に合う先生のもとでおこなってほしいと思います。実際に私のクリニックには他のクリニックから多くの
トラブルを抱えた
インプラントの患者さまが来院されています。そして
インプラントの
トラブルを
リカバリーするためのホームページも作ってあらゆる情報を公開しています。情報を公開できないクリニックにはかからない方が無難です。
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