インプラントが長期的にどれくらい持つのか？といった質問をよくされるがいまのところ１０年経過した時点で約９７〜９８％の生存率があるというように説明をしている。私のクリニックが開業したのは平成７年ですでに１４年が経過している
症例は数多くある。そしてそのほとんどが生存し機能している。メンテナンスをしている間に最も多い
トラブルについて少し触れてみたい。
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インプラント周囲炎による骨の吸収
�⊂緝�構造の脱落やセラミックのチップ
��アバットメントの緩み
この３つに集約される。
インプラント周囲の骨の吸収は正常な状態の
インプラントで１年目は１�伉�度おこりその後は毎年０．１�个阿蕕い箸気譴討い襦�
ストローマンインプラントの場合）１０�个猟垢気�
インプラントを植立すれば
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インプラントの長さ）−１＝９�弌�
９�弌檻境弌併�を維持するのに最低６�个鷲�要）＝３��
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単純に計算すると３０年ぐらいもてばいいのだろうか。
しかし、
インプラントの周囲に汚れが万年雪のようについていれば毎年の骨の吸収量は毎年１�个箸い辰振餽腓韮�~５年で
トラブルが発生するという計算が成り立つ。
そういうことで
インプラントをただ植立してそのまま使っていて汚れが付いたままになると早い段階で抜ける可能性が高くなるので定期的なメンテナンスが必要である。また原因が汚れ以外に咬合力というのがある。咬む力が強い方や
インプラントの咬合負担が過剰になっている場合も骨の吸収を起こす。また、タバコ、糖尿病など全身疾患がある方も吸収を起こしやすい。
画像の
インプラントはすでに７~８年が経過しているものだが
インプラント周囲の骨が吸収を起こしている。原因は咬合力が
インプラントに集中したことと同時に汚れが内部に入り込んだことだ。そしてさらに隣の歯の
根が割れてしまった。
対処として咬合調整＋
インプラント周囲のフラップ術で
インプラント周囲の悪い組織を徹底的に除去して場合によっては人工骨などを吸収したギャップにいれて回復を待つ方法を私は行っている。
その他のかぶせ物の
トラブルやアバットメント（歯の部分と
インプラントを連結するねじ式の部分）の緩みはもい一度修理もしくは締め付けることで簡単に修正ができる。
悪い例を提示したが良い例も提示しよう。通常はこのようなレベルになるには相当な年月がかかる。平成9年に植立してすでに１3年が経過しているが全く骨の吸収が起こっていないケースもたくさんあるので紹介する。子の方はメンテナンスをしっかり毎年年間２回いらしていて非常に熱心に歯を磨いてもらえる方である。
左が初診時 平成８年１０月８日
中央がオペ後 平成９年４月１６日
右は現在
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