本日は土曜日ということもあり多くの患者さまが来院された。新患５名
（
矯正相談３名、
インプラント相談１名、その他）４４名を星野、篠山、井本、川本の４名の歯科医師で担当する。今年１０回目の
インプラントオペも行われた。
今日の私は午前中は奥歯２本と
インプラント１本の型取りから始まり、ワイヤー
矯正の調整、最後は下顎８本の
ジルコニア製の
インプラント上部構造の装着となった。この方は長年
義歯で過ごされていて他のクリニックでは
インプラント治療を断られた経緯がありながらも、なんとか咬合を回復することができた。
土曜日のお昼は業者が１件もこないのでゆっくりと休むことができた。
午後からは
ジルコニア修復物の
トラブルケースの方であった。２年前に装着した
ジルコニアオールセラミッククラウンがまっ２つに割れていた。このような経験は３年間で２度目となる。再度型取りを行い無償で再製作することとした。原因は
技工士によるフレームデザインの問題であるとすぐに判明した。いくら硬い
ジルコニアといえでも０．２~０．３�个稜�さに加工されていれば当然割れてしまう。決められたルールを無視すればこのような結果を生んでしまう。
２番目の患者さまは今年１０回目の
インプラントオペとなった。静脈鎮静法を行いながら右上１番の
インプラント植立と同時に上顎２~６番にかけてのサイナスリフト法を行う。サイナスリフト法とは上顎の上顎洞と呼ばれる空洞の中に骨を再生させる技術のことである。通常上顎洞は鼻腔とつながる空洞であり、歯列でいう前歯から５，６，７番あたりに位置している。今回のケースは２番あたりから上顎洞の前壁が迫った珍しい
症例である。しかし、周囲の骨の厚みはわずか１�个砲睨�たない状況であり簡単に上顎洞内部のシュナイダー膜に到達することができトータルで１時間以内にすべてのオペが終わってしまった。
本日のオペ内容
右上１番 直径３．５�弌滷隠鵜弌。腺隠院�
アンキロスインプラント使用
左上２，３，４，５，６番部のサイナスリフト法をおこなう。
オペ時間６０分以内
麻酔医による静脈鎮静法併用
今年２３本目の
インプラント植立となった。
３番目の方は
デーモンワイヤー
矯正の調整であり、もう１カ月ぐらいでフィニッシュの予定である。４番目の方は
星野歯科となかなかめぐりあわせが悪く８年越しでの初診となった。このように以前の
星野歯科ではキャパの問題で患者さまをやむなくお断りするケースもあったが今はまだまだ大丈夫である。以前私のクリニックに勤めていたスタッフからの紹介ということだった。下顎の前歯に欠損部があり
インプラントを希望された。
４番の方はグラディア充填処置２か所、最後は
根管治療であった。今月は６０名以上の新患、６０名以上の再初診の方と多くの患者さまが来院された。昨年同月比３倍である。この勢いを来月も継続していこうと思う。
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