2010年 02月 04日 ( 木 ) 伝えたいこと

ここ最近思うこと

世の中にはいろいろな歯科医がいるものだと感心する。凄い先生＝本物だと思わせる方もいれば、こんなことやっていていいのかな？といった同業者もいる。患者さまに提示する計画もひとそれぞれで全く同じというものがない。昨日いらした方は３０件、その前の方は４件、本日は３件もの歯科医院を転々としている。その傾向はインプラント治療で特に多い。情報化社会の中、ネット経由では情報操作が行われてどこの歯科医院がよいのかは蓋をあけるまではわからない状況になっている。 今日もインプラント関係のネットサーフィンをしていたら、また安値更新８５０００円のインプラントが出現していてその中身をみると、インプラントは半永久的に持つという記事があり、これは困ったものだと思った。 本当に正しい情報を提示していくのが私の今後の課題である。情報操作で５０００本というのも考えてみれば絶対に不可能な数字である。毎月４００~５００本ものインプラント治療をおこなえるわけがない。 私の考えは常に患者中心の中での治療計画を立てること。患者が喜んでくれる治療をすることである。どのような治療をどのような方針で毎日行っているか事実を書いて納得してもらって信用してもらって治療を行う。 このことは結構できそうでできていないと思う。他の歯科医の先生の治療計画をみていると利益・名誉などを感じて患者のことを本当に考えていないように思う。私の治療計画は間違っているかもしれないが患者のことを考えて第一に計画している。 それと今年おこなう講演会に関してもなぜ引き受けたかというと、自分より経験の浅い先生方が同じ過ちをしないようにと思ってであり、自己満足のためではない。メーカー側がしてほしいこともよくわかるが自分が使用していない器具についての説明などやる意味はないと考えている。 学会にでて認定医になったところで患者が喜ぶ治療ができなければ全く意味がないと思う。それは単なる肩書のためでしかないからだ。 先週からかなりヘビーな患者さまが来院しておりその深刻さから世の中の歯科医師の先生方よもっとしっかりと自分の患者を治療してくださいといいたい。 治療方針 簡易サイト 症例 マウスピース矯正 求人