予防・矯正・審美・インプラントブログ-星野歯科駒沢クリニック:今年１２，１３回目のインプラントオペ

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2010年 02月 05日 ( 金 ) インプラント症例

今年１２，１３回目のインプラントオペ

本日はインプラントオペ２件＋カウンセリング数件という内容。２月に入って落ち着いた日が続いている。

私の朝はインプラント周囲炎の患者さまからスタート。長年インプラントを使用しているとインプラント周囲の骨が溶けるいわゆる歯周病にかかることもある。その時の対処法はいろいろあるが今回は薬剤による洗浄と抗生物質の投与で様子を見ることにした。２番目の方は本日のメイン。

今年１２回目のインプラントオペである。この方は他のクリニックからのインプラントトラブルケースのフォローＵＰで追加のインプラント植立をおこなう比較的難易度の高いケースである。昨年９月に他のクリニックにて４本の１ピースＨＡコーティング型の国産インプラントが植立されていたが３本が骨結合をおこさずにロストとなった。上顎の前歯部にしかインプラントが植立されておらず、即時加重するには明らかに無理のある治療計画であった。

しっかりと２回法のインプラントで即時加重をしていなければなんの問題もないケースであった。それと明らかに骨のない部位に無理に植立されていた痕跡もあった。

ＣＴ撮影はそういう意味で大変重要でしっかりとした治療計画を立てる武器となる。今回は、骨のある部位を狙って６本のインプラントを植立した。

本日のインプラントデータ

右上３番　不良インプラントの除去と同時に
　　　　　　　　直径５．５㎜×８㎜　Ｃ８　アンキロスインプラント植立
右上５番　　　直径３．５㎜×１４㎜　Ａ１４　アンキロスインプラント植立
　　　　　　　　　遠心傾斜埋入により上顎洞前壁を避ける
右上7番　　　直径４．５㎜×9.5㎜　Ａ9.5　 アンキロスインプラント植立
　　　　　　　　　骨質４度ソフトボーンのためノードリルで植立
左上２番　　　直径３．５㎜×８㎜　　Ａ８　 アンキロスインプラント植立
　　　　　　　　　唇側Ｖ字状裂開のためＧＢＲ法併用
左上５番　　　直径３．５㎜×１４㎜　Ａ１４　アンキロスインプラント植立
　　　　　　　　　遠心傾斜埋入により上顎洞前壁を避ける
左上7番　　　直径４．５㎜×9.5㎜　Ａ9.5　 アンキロスインプラント植立
　　　　　　　　　骨質４度ソフトボーンのためノードリルで植立

麻酔専門医による静脈鎮静法

今年２６，２７，２８，２９，３０，３１，３２本目のインプラント植立となった。

午後からは篠山先生執刀で１３回目のインプラントオペが行われた

右上４番　直径４．８㎜×８㎜　ＳＰ　ストローマンインプラント植立

今年３３本目の植立となった。

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