インプラント治療で骨の中に埋め込まれる
インプラントフィクチャーのレパートリーが増えてきた。私が
インプラント治療をはじめた平成５年当時では
インプラントといえばチタンがもっとも一般的でその当時問題となったサファイア
インプラントはガラスのような材質で作られていた。その当時から１７年が経過して今ではチタン、チタン合金、
ジルコニア、
ROXOLIDの４種類がが登場している。それぞれに特徴があるので一応紹介をしておく。
チタンと呼ばれるもの＝純チタンでありほぼ９９％のチタンからなる。
グレード��~�犬吠�かれていて
チタンは酸素と結合すると溶解しずらい状態になり安定する。チタンの純粋度が高ければ高いほど強度は落ちる。その逆にチタンに他の金属を混ぜたチタン合金は強度が増すが生体安定性は減少する。
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インプラントを純チタンで作った場合は
機械的強度が弱いために折れることがある。この３．３�个箸いβ世気�
インプラントをチタン合金で作れば強度は１．５倍ほどに上がるために折れる心配はなくなる。その分、骨との結合能力は落ちる。
どのメーカーも大体同じ太さが市場に出回るのもこうした理由からである。
ジルコニア単体はもっとも生体親和性が高い材質でありこのタイプの
インプラントが本来は主流になるべきものだと考えているが欠点もある。
チタンのような金属ではないためにある一定の力がかかると一気に折れる危険性がある。そのために市場に出回っている
ジルコニアインプラントのほとんどが１ピースタイプでネック形状がかなり太いものになっている。
ROXOLIDは
ジルコニアとチタンの合金でありこれもチタン合金とほぼ同等の機械的強度がある。
生体親和性の高い順
ジルコニア＞ROXOLID>純チタン＞チタン合金
強度の高い順
チタン合金＞ROXOLID>純チタン＞ジルコニア
万能な材質はないので
今後の
インプラント治療はこのような材質の特徴を考慮して
症例選択をする必要性があると思う。
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