予防・矯正・審美・インプラントブログ-星野歯科駒沢クリニック:今年４６回目のインプラントオペ

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2010年 05月 11日 ( 火 ) インプラント症例

今年４６回目のインプラントオペ

本日は午後に今年４６回目のインプラントオペがおこなわれた。抜歯即時埋入３本である。最近の国内のインプラント業界の傾向としてＨＡインプラントによる抜歯即時インプラントが行われるようになった。カルシテックインプラントのイントラである林楊春先生が盛んに講演や著書を出していることが影響していると思う。海外（欧州）ではあまりＨＡインプラントの報告を聞いたことがない。ＨＡ（ハイドロキシアパタイト＝骨の成分）であることから骨との相性は抜群にいいに決まっているがこのインプラントはチタンの周囲にＨＡがコーティングされていることで剥離することが危険視されてきた。そのようなことは最近ではないといわれているが一度感染するとＨＡ表面に沿って感染が進む危険性がある。

海外（欧州）では純チタンのインプラントメインでありストローマンインプラントのＳＬＡｃｔｉｖｅ表面構造インプラントはＨＡと同じぐらい骨との相性がいい。
そして剥離することはないのだからこちらを使った方がいいに決まっているわけだ。それでも国内の国産ＨＡインプラントは低価格でたくさん使われている。チタンのインプラントと比較するとどうも抜ける率が高いように思う。

今回のオペではストローマンインプラントを抜歯した直後にフラップレスで植立をおこなった。

本日のオペ内容

右上３番　抜歯即時埋入
　　　　　　直径４．８㎜×１０㎜　ＳＰ　ストローマンインプラント使用
右上５番　抜歯即時埋入
　　　　　　直径４．８㎜×１０㎜　ＳＰ　ストローマンインプラント使用
左上４番　抜歯即時埋入
　　　　　　直径４．８㎜×１０㎜　ＳＰ　ストローマンインプラント使用

今年１０８，１０９，１１０本目にインプラント植立となった

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