予防・矯正・審美・インプラントブログ-星野歯科駒沢クリニック:感染インプラント除去→再植立

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2010年 05月 15日 ( 土 ) インプラント症例

感染インプラント除去→再植立

本日は２か月前に他のクリニックで行われたインプラントを抜去し同時に新しいインプラントを植立した症例をご紹介しよう。初診の段階で左下６番目の長さ１０㎜のインプラントは感染し３㎜ほどしか骨の中に埋まっている状況だった。患者さまは痛みや違和感をずっと訴えていたそうだ。ＣＴ解析後にインプラントを除去と同時の再植立を計画した。インプラントは２度目の植立ということもあり最も治療成績のよいストローマンインプラントを選択した。左下７番のインプラントのアバットメントは削られすぎてかぶせものが装着できない状況でこちらも交換をおこなった。

結果はさすがストローマンインプラントというばかりにしっかりと骨と結合し再植立は成功となった。

ストローマンインプラントの表面構造が骨との結合を簡単にする構造であることから感染した部位にも大変有効である。

このようなことを考えてインプラントの種類を使い分けする必要があると思う。条件のよい骨ではどのようなインプラントを使用しても結果はよいが悪い部位に使うときは選択が必要である。

画像左上　左下奥から２番目は感染して骨のわずかしか埋まっていない
画像左下　除去したインプラント（マイティスインプラント）
画像中下　再植立したストローマンインプラント

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