さて、今日の私は早朝より大阪入りで3週間連続のセミナー受講である。今日は最新の舌側
矯正Incognito systemについて2日間コースで勉強中である。リンガル
矯正のセミナーもこれで3回目となる。竹元先生やDrフィリオンのstbに変わるシステムとみて注目していた。2年前からドイツのケルンでその存在は知っていたがやっと日本でも本格的にリンガル
矯正ができる状況となった。
インビザラインでは少し無理があるような
症例でもワイヤー
矯正のメリットと舌側の見えない
矯正のこのシステムならある程度こなせそうだ。
このシステムは2002年から行われ国内では数年前から存在しているがオームコジャパンから3Mへ買収があり昨年ぐらいから3M社が力を入れ始めたようだ。国内では現在1000
症例という実績だ。
舌側
矯正は
矯正治療の中でも少し異色の分野であり歯科医師側からすればやりずらい治療である。小さな装置に見えずらい裏の装置。しかし、これを逆に売りにしている歯科医院もあるほどで需要はあるけれどなかなか手を出せないといったところだろう。
このシステムの特徴は歯に装着する舌側用のブラケット装置がすべてオーダーメイドであることやワイヤーを曲げなくてもいいという特徴をもつ。
しかし、舌側
矯正はラビアル(唇側)
矯正とはいろいろな力点が違い歯の動かし方は特殊である。
金合金のブラケットは歯の模型のレーザースキャンにより取り込まれ、
セレックや
セルコン、ラバと同じようにPC画面上で歯の表面につけるブラケットをデザインしワックスプリンターで加工する。それを鋳造してハンドメイドで仕上げて作られる。最近のCAD/CAM技術が応用されている一例だ。
特にワイヤーベントがロボットによりおこなわれ正確にカスタムメイドのアーチフォームが再現されていることには驚きだ。
私のクリニックでは見えない
矯正装置は非常に需要がありさらに治療のバリエーションが増して最強となるだろう。舌則でも頬側でも
マウスピース型でもアンカー
インプラントでも何でもござる。デンタル
インプラントもあるし補綴バリエーションもあるので治せない
症例はほぼなくなる。
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