予防・矯正・審美・インプラントブログ-星野歯科駒沢クリニック:今年６７回目のインプラントオペ

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2010年 07月 06日 ( 火 ) インプラント症例

今年６７回目のインプラントオペ

本日は今年通算６７回目のインプラントオペが行われた。

他のクリニックでの失敗症例のフォローである。左上４，６番に２本のＡＱＢインプラントが植立されていたが骨の高さが２～３㎜しかないところに無理に植立されていてこちらのクリニックにいらしたときにはすでにグラグラしていた。結局２本とも抜去せざるおえなかった。しかも６番目に植立されていたインプラントを抜去すると上顎洞底部に穴が開いており口腔内と交通しないように縫合をしたがなかなかその穴が閉じない状況に陥ったが１カ月かけて穴は塞がった。４番目のインプラントも抜去し本日、再植立となった。５，６番には１㎜ほどの骨しかないために植立を断念し後方の７番目に追加植立をすでにしていた。

左上４番の状況はＣＴで把握していたが切開し歯ぐきを剥離し骨を露出させると上顎洞底のくぼんだ部位には前回移植されていた人工骨がまだ骨となっておらず上顎洞粘膜らしきものが露出していた。うまく剥離して上顎洞内に粘膜を押し戻し再度あたらしい人工骨を入れ直径６．５㎜のストローマンＴＥタイプで穴をふさいだ。以前にも数例このようなケースを経験している。

本日のオペデータ

左上４番　直径４．８／６．５㎜×１０㎜　ＴＥ　ストローマンインプラント
上顎洞底挙上

今年通算１４２本目のインプラント植立となった

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