今後、私のクリニックでは究極のメタルフリーを目指すために
ジルコニア・チタン合金である
ROXOLIDと
ジルコニアインプラントでの治療を推し進めていく。共に通常の歯科院ではまず手に入らない。そしてそのノウハウは日本にはないからだ。私が独自に５年前から蓄えた情報をもとに
症例選択をおこない使い分けをしていく。
まずは何がふつうの
インプラントと違うか？
現在、使用されている
インプラントは９９％が純チタン製もしくはチタン合金製ということになる。チタンに対して現在国内では２例ほどアレルギーが報告されている。世界中でチタンが安全といわれているし、歯科でも医科でもそう言われてきた。しかし、現実には０というわけではない。またアレルギーのない物質というのは世界には存在しないといわれている。特殊な人々に対しては常識が通用しない場合がある。
それでもチタンは他の金属に比較するとほとんど何もおこらないぐらいに安全である。このようなレベルは口の中に他の金属の修復物があるならばほとんど気にする必要なないくらいだ。現実には日本の保険制度ではかなりの確率で
金属アレルギーの起こるパラジウムを平気で採用している。それでもほとんどの方が生活に支障がないということになっている。
私が
ROXOLIDや
ジルコニアに興味を示しているには大きな訳がある。私のクリニックには数名の患者さまに金、白金、パラジウムに対してアレルギー症状をおこし全身や一部の口腔内の粘膜に異常がでている患者さまがいるからだ。
実際に金属をはずして皮膚炎が治った方もいらっしゃる。それと昔の
症例で原因不明でチタンの
インプラントが次々に吸収をおこし脱落した方がいらした。上顎前歯に６本アストラをいれて抜け再度６本の
ストローマンをいれても抜けたことを経験している。そのような方には何か特殊な体質が考えられる。
国民の多くは歯科医師の治療に対しておまかせ状態であることが多いが日本の国民はこの保険制度に縛られているためにいろいろと数年後に問題をおこして再治療をしている。私のクリニックにはそのような方が他のクリニックから多数いらしている。ほとんど他のクリニックの治療の後始末である。
このような状態であるのでせめて私のクリニックぐらいは完全メタルフリーにこだわりたいと考えている。そして最初の治療の段階で安全な材質を選択していれば
金属アレルギーにはならないのだから。景気が悪かろうが治療費が高くてもこのあたりは妥協する気はない。
今回のケースは国内では初となるかもしれないが今週に世界で最も安全性にこだわる
ストローマン社の出す最新の
インプラントを
金属アレルギーの方のために個人輸入させてもらった。現状ではこのような特殊な
インプラントは歯科医師の権限のもとに輸入することが許可されている。
強度は純チタンの１．５倍で生体親和性は純チタンを上回る。
インプラントバリエーションは４種類ＲＰ，ＳＰ，ＴＥ，ＮCの直径３．３��
インプラントのみ
このような
インプラントを希望される方は
星野歯科で治療を受けてみてはどうでしょうか。体の中にはいるものだからよく考えてね！
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