第5回
青森インプラント研究会セミナー参加
今日は早朝7時の便に乗り
青森空港に到着した。空港では梅原先生と講師の中野先生のお出迎えで午後からのセミナーまで短い間、ちょっとした観光となった。この時期の
青森といえばねぶた祭りが有名であり、ねぶたの山車が集結し夜のお祭りに備えて保管されている広場に連れてこられた。そのあとは海産物を売る専門店を周り、セミナー会場である弘前歯科医師会館まで。
最初は東京歯科大学の中野先生の咬合の話である。私も開業前は相当に咬合のことを勉強したので懐かしく久しぶりに見たアキシオグラフのスライドからその当時の自分を思い出した。開業当初、私の中では咬合学を保母先生に教わりなんとか臨床に応用しようということでアキシオグラフと呼ばれる顎運動解析装置を導入しいろいろな患者さまの顎運動を計測したことを思い出す。咬合様式、咬合支持の分類からのリスクについてなどである。
2番目の講師は私の昭和大学の6つ上の大先輩である西堀先生である。西堀先生はアメリカの歯周病専門医をとられた国内では数少ない歯周病のスペシャリストである。さまざまな文献をもとに歯周病治療でどれだけ歯を保存できるかについてお話をされた。きちんと治療を進めれば10年間で1本の喪失を超えることはないということだった。これを達成するには徹底したプラークコントロールと咬合調整ということを終始言われた。
夕方からは懇親会ということで東北の歯科医師の先生と私、講師の先生方と華やかに宴会が行われた。
青森という都心からは懸け離れた場所にいつもこれだけの著名な先生がなぜいらっしゃるのか?どういう関係なのか?を知ることができて、人間のつながりを大事にする梅原先生のグループが太いパイプでさまざまな分野の先生と繋がっていることを知った。
治療方針
簡易サイト
症例
マウスピース矯正