このブログは多くの方が見ているということであまり気が乗らないときも書かなければいけない。ちょっと今は気分が↓。暑さもあるのかもしれないが国内の歯科事情と景気が自分の理想から少し乖離してきているからだ。
どこの研修会にいっても国内の厚生労働省の文句ばかりだ。新しい歯科の情報を得てもそれはほぼすべて自費治療の分野であり、さらにその材料を仕入れるには、ほぼすべてを個人輸入に頼らなければいけないのだ。
そして国内はどんどん高齢化して所得も減り、ますます自費治療を勧めにくい環境にある。
こんな日本の歯科に未来はあるのだろうか。今日は一日、このようなことを考えていたのでブルーな気分である。
8月になってからは70才台の患者さまが増えている。私の周りの人々も70歳代が増えている。朝のスポーツクラブのお風呂場で話す方も70歳代の方。でも私よりも泳いでいる。それも2500メートルぐらいを毎日。いつも彼には『若いんだからもっと泳がなくちゃ!』と叱られる。
いまの70歳代の方は若い!
私が
インプラント治療において20年間持たせるというのが目標である。実際に10年間での生存率は97%ほどだ。ブリッジ治療を推奨しないのは平均7~8年で問題が起きるというデータといままでの自分の臨床経験からだ。国内の男性79歳、女性86歳という平均寿命からすると男性ならブリッジでもok,女性なら
インプラントということになるかもしれない。要するに生きている間は何不自由にものを食べることができればいいのだから。それと昨日いらした患者さまは70代後半の方で10年前は私のクリニックで9本ほど
インプラント治療をされていまだに
トラブルはなかった。しかし今回、前歯が折れてしまったが、経済的な問題と全身的に問題で
義歯を選択された。
このようにこれからは年齢に応じた治療を選択していかなければいけない時代に突入したということだろう。
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