予防・矯正・審美・インプラントブログ-星野歯科駒沢クリニック:今年８９，９０回目のインプラントオペ

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2010年 09月 11日 ( 土 ) インプラント症例

今年８９，９０回目のインプラントオペ

本日は今年通算８９，９０回目のインプラントオペが行われた。

朝一番の患者さんは久しぶりのケースで親戚に歯科医がいるらしいがインプラント治療は専門ではないということで私のところにいらした。

２か月前に左上１番を抜歯してからのオペとなった。前歯の部位は骨の厚みが薄いことから２回法専用のアンキロスインプラントを使用しての植立となった。アンキロスインプラントは私の長年の経験から最も前歯の症例に向いていると思う。その理由としては太さが３．５㎜と細くさまざまなバリエーションのマイクロギャップを生じないアバットメントが取り揃えてあるからだ。今回のケースでは唇側の歯槽頂部の骨がナイフエッジ状になっているためにわずかにインプラント表面が骨よりはみ出すこととなり最新の骨補填材イージーグラフトクリスタルで埋める。

午前のオペデータ

左上１番　直径３．５㎜×１１㎜　A11 アンキロスインプラント植立

今年通算１９４本目のインプラントとなった。

午後からは歯周病により下顎４本の抜歯と同時のインプラント植立となった。前回、抜歯後すぐに義歯が入るように即時義歯を製作しておいてのオペとなった。抜歯した右の２番と左の２番の欠損の両端に２本のインプラント植立でインプラントブリッジとする予定である。抜歯と同時の植立の際は歯茎を切開せず内部から出血を促すようにすることが重要である。

右下２番　直径３．５㎜×１１㎜　A11 アンキロスインプラント
左下２番　直径３．５㎜×１１㎜　A11 アンキロスインプラント
右下１，２番左下１，２番　抜歯＋テルプラグ使用

今年、通算１９５，１９６本目のインプラント植立となった。

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