今日は3年ぶりにお会いできた82歳のおばあちゃんの患者さんのお話。
久しぶりに受付で会うことができて『相変わらず、元気ですね!』のことばから始まり『先生も元気?』と聞かれて私は『まあまあです。』と答えた。やはりここ数週間のもやもや病からいつもとは違う返事をしてしまった。それでも82歳でなんでこんなに元気なのだろう?全く老けない。すごい人だ。どう見ても60歳代のおばちゃん。話しているうちにこちらも元気になってきた。
相談の内容は『むすこの結婚式があるから
インプラントをいれてよ!』という非常に前向きなお話であった。この年になるほとんどのひとが『先生、もう俺はいいよ!
義歯でいいよ』という方がここ最近は多い。
人生の生き方はその人の考え方次第でどうにでも変わるということだろう。このおばあちゃんの元気な姿を見ていたら自分がばからしくなってしまった。
インプラント治療はやはり前向きに人生を生きている方が少しがんばって若さを取り戻したいという考えから治療を検討するようだ。昔は
インプラント治療に前向きであっても今は
義歯を入れるという方は気力や体力が減退しているように思う。
私は数多くすでに1000人近い方に
インプラント治療を提供してきたのでQOL
クオリティーオブライフを向上させるなら
義歯よりも
インプラント治療を選択したほうがいいと思う。