予防・矯正・審美・インプラントブログ-星野歯科駒沢クリニック:インプラントメーカー間の壁を取り壊す

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2010年 10月 12日 ( 火 ) 伝えたいこと

インプラントメーカー間の壁を取り壊す

今日は私の母の友人のインプラントオペをおこなった。部位も私の母に施したインプラント治療と同じで右上６，７番である。この部位が抜ける場合は歯周病や根尖病巣や歯根破折によることがほとんどである。抜歯から約３カ月が経過して傷が落ち着いてからのインプラント植立となった。

当然ながら、骨の高さが少なく骨を増やしながらの同時植立となった。骨結合のよさとインプラントフィクチャーが上顎洞に落ちることを防ぐことからストローマンインプラントがよいということで今回も使用した。

話は変わるが来月１１月１４日にはデンタルコンセプト２１の総会で各メーカーの使い分けみたいな話をすることになった。私がこのような話をしようとしている訳は２つある。一つ目は若い先生に対してひとつのメーカーのインプラントだけでは対処できない症例がたくさんあるということ。２つ目はいろいろなメーカーのインプラントを使い分けて自分の臨床をもっと簡単に確実にし最終的には患者さまの健康を取り戻すことを目指してほしいということだ。それと今の日本のインプラント業界が一丸となって盛り上げていかなければせっかくの良い治療もあまりに多すぎるマスコミの悪の報道に埋もれてしまうということである。なんとかしたいと思う。

それと１９９９年から取り組んだ国内初のインプラント治療のホームページでは患者さんに多くの情報を与えることができてインプラント治療を広めることができたと思う。しかし、１０年以上経過した今は広まりと共に問題点もでてきた。
このように良い点と悪い点について患者さんにお伝えして多くの正しい情報を知った上でインプラント治療をうけてほしいと思う。そのためにはメーカーとも協力していきたい。もうどのメーカーがよいとか悪いとか言っている時代は終わりである。一致団結していかなければインプラント業界はすたれてしまう。

本日のオペデータ
右上６番　直径４．８㎜×１０㎜　sp ストローマンインプラント使用
右上７番　直径４．８㎜×８㎜　ｓｐ　ストローマンインプラント使用
ソケットリフト併用

今年９８回目、２１１本目の植立

治療方針

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