先週の忙しさも嘘のようにまたいつもの
星野歯科に戻った。今年もあと残り45日ということで悔いの残らないように仕事とプライベートを過ごしたいと思う。
最近はなるべく患者さんと話をしようということを心掛けて、数名の患者様とお話しをしてみたが、身内の病や介護という問題が浮き彫りになってきた。私もあと10~20年すると全く同じ状況が身内に起こるのだろう。日本が着実に高齢化している。高齢化と世界一の長寿国である日本。
この高齢化に対応した診療施設のバリアフリー化や往診治療なども考えつつ、患者様に選択していただく治療法についても考えていかないといけないだろう。若い方で先がある人には長期的なことを考えると欠損部に対しては固定式の
インプラント治療ということになろう。しかし、80歳を超える方に対しては
インプラント治療でもほとんど腫れや痛みがないような方法を選択し、取り外しができる
インプラント義歯を選択するほうがいいと思われる。手が不自由になった場合には歯磨きができやすいように介護の方が簡単に取り外しのできる
義歯としたほうが断然有利である。
これからの時代は高齢化に対応した治療法の選択が日本では課題となりそうだ。
治療方針