久しぶりに
ノーベルバイオケア社の製品を扱うことに決めた。ノーベルアクティブという新しいタイプの
インプラントである。形状が他のメーカーの
インプラントにない形であることから導入を決断した。表面構造は相変わらず時代遅れのタイユナイトであるが、形状がいいのでその初期固定性のよさを考慮して
抜歯直後の植立や即時荷重用として使う予定だ。使うのは主にソフトボーンの部位で上顎結節なんかにはよさそうだ。前歯には
アンキロスがあるので使うことはないかもしれない。さらに細い骨には
ストローマンBLがあるのでこれで自分扱う
インプラントの種類も
ストローマン、
アンキロス、アストラ、ブローネマルク、リプレイス、スイスプラス、テーパードスクリューベント、その他4~5種類ということでもう10種類以上。その中でいまだに使用しているのは
ストローマンと
アンキロスであとは特殊な
症例のときに使うというスタンスで来ている。その特殊な部類に入るのが今回のノーベルアクティブである。
先日私が講演した内容を聞いた中村先生のコメントが『一つのメーカーを使いこなすほうがいいという考え方もある』ということだったがその考えには反対だ。私の場合はメイン
インプラントがあってひとつのメーカーを知り尽くしたからそれよりも優れた
インプラントを探しているということだ。
中村先生の真の意味は経験の浅い先生に対しては一つのメーカーを使いこなして行くほうが上達が早いということだと思う。
治療方針