本日は午前中に
ストローマンインプラントの特別セミナーに参加した。誰が講師かと思えばダニエル・ブーザー先生。現在のITIのプレジデントである。私も過去には２度のベルン大学にいったときに講義やライブオペでお世話になったこともあり、日本やスイス、ドイツでの講演を何度も聞いてきた。親日家であり人間的にも常識のあるすべらしい先生だといつも思っている。
ストローマンインプラントの外科術式はすべて彼の教えに従って行ってきた。エビデンスに基づいた確実な術式である。
今日の講演内容でも
フラップレスサージェリーは全体の５％しか行わないということからも確実安全なオペ術式は健在である。しかし、少し変わった点もいくつかあった。前歯のケースにおいて従来の
ストローマンインプラント（ラッパ形状）のものと置き換わりBone level
インプラントになり歯間乳頭部の歯肉の再建と審美が容易になったように思う。レントゲン像をみても
アンキロスインプラントとほぼ同じような状態になっていた。
そのBone level
インプラントの植立のポジションも明確になってきた。隣在歯のCEJを基準にすると３��
根尖よりにマージン部を決める。従来のタイプより１�仗爾�ということだ。
アンキロスインプラントの場合は骨頂部から骨の内部に２〜３�仗爾瓩遼籠�ということで少し違う。その違いはプラットフォームスイッチされた量すなわち粘膜貫通部の構造と太さに影響していると思われる。
アンキロスの場合は
インプラントマージン上面にもSLA処理がなされているということで完全に骨の中に埋め込むほうが有利ということだろう。
いつこの
インプラントが国内で認可されるかはいまだに不明であるが噂では来年春ということだが・・・？
治療方針
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