残り31日。残り少ない2010年を悔いのないように生きていかなければ。
今日は2件の
インプラント治療ご希望の患者さまと長いカウンセリングとなった。歯でいろいろと悩みのある方が集まる。2名ともすでに数件の歯科医院で相談を受けていて私のクリニックで診療するかは定かでない。歯科不振という状態に陥るといろいろと警戒もされ、いろいろな知識をお持ちになる。知識がないと歯科医師に何をされるかわからないからだ。そういうことから最初の方は非常に歯科の知識があり専門的ないろいろな質問を受けた。
2番目の方は結婚式を控える身で幼少のころに転んで失った前歯を回復したいという相談だった。歯並びが移動して正中線が3ミリほどずれてしまったことから
インプラント治療以前に
矯正治療を勧めた。
お二人とも私の信じていただければ、私のもつすべての知識と技術でゴールを目指したいと思う。
今日は似たような治療が続く。前歯4本のセラミック治療のご希望でいままで装着されていたメタルコア・メタルボンドをすべてはずして仮歯に60分間で置き換える。もう一方は前歯6本の再
根管治療後のファイバーコア装着・仮歯調整である。
さらに
アマルガムをはずしてのグラディア充填1件、変色CR充填を外してのグラディア充填2件。
メタルフリー治療が
星野歯科では浸透してきたこともあり、患者様自らの申し出でメタルをはずす機会がどんどん増えている。これは保険治療においても自費治療においても徹底してメタル治療をおこなわない姿勢と
治療方針から患者さんが徐々にその意味を理解をし自らメタルフリーを目指すようになったということだろう。
メタルをはずしてみると多くのメタルは黒く変色しかなりの確率で錆びついている。こんなものが自分の口の中にあるとしたらぞっとしてしまう。メタルの表層は輝いていても裏側は相当に錆びていることがある。
歯茎が真っ黒になっている多くの原因はメタルのコア材が錆びて溶解して歯茎を灰色にしたケースとメタルコアを歯科医師が削ってその破片が歯茎に刺さり変色するケースがある。どちらにせよこのようなケースではレーザー治療で灰色になった歯茎も数回でもとのピンク色にすることができる。
治療方針